当サイトの記事は、造幣局・国税庁・警察庁など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金価格・買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。
白い指輪が2つあって、片方はホワイトゴールド、片方はプラチナらしいんです。見た目はそっくりなのに、何が違うんですか?
中身の金属がまったく違うんです。ホワイトゴールドは金が主役の合金、プラチナは金とは別の金属なので、売る時の値段の決まり方も変わりますよ。
並べてみると、どちらも白っぽく光っていて区別がつかないですよね。
結論から言うと、ホワイトゴールドとプラチナの違いは「金でできているかどうか」です。K18WGは金を75%含む金の合金で、Pt900はプラチナを90%含む別の金属なんです。
この記事を読むと、色や重さの違いと、売る時にどちらがいくらくらいになるのかが、手元の品で確かめられるようになります。
ホワイトゴールドとプラチナは中身の金属が違う
ホワイトゴールド(WG)は、金に白っぽい金属を混ぜた「白い金」です。プラチナ(Pt)は、金とは別の元素で、もともと白い金属です。
『白い金属なら、どちらも同じようなものでは?』と思う方も多いはずです。
実は、造幣局はホワイトゴールドを「金を主体とする地金の色が白色系の金合金」と説明しています。K18WGなら、金が1000分の750、ニッケルや銀、パラジウムなど白っぽい金属が1000分の250入っています。
一方のプラチナは、金とは別の貴金属です。Pt900と刻印があれば、プラチナを90%含む製品という意味になります。
| 比べるところ | ホワイトゴールド(K18WG) | プラチナ(Pt900) |
|---|---|---|
| 主な金属 | 金 | プラチナ |
| 主な金属の割合 | 75%(金750) | 90%(Pt900) |
| 残りの金属 | 白色系のパラジウム・銀など | ほかの金属 |
| 白さの理由 | 割金で金の黄色を抑え、表面にめっき | もともと白い金属 |
| 代表的な刻印 | K18WG・750・Au750WG | Pt900・Pt950・Pt850 |
| 値段の基準 | 金の価格 | プラチナの価格 |
ここが大事なところです。値段の基準になる金属が違うので、同じ白い指輪でも、売る時の計算はまったく別になります。
金に混ぜる金属の中身はホワイトゴールドは何金?純度と割金の中身で詳しく紹介しています。
プラチナとホワイトゴールドの色の違いと輝き、重さ
色はどうですか?並べると、ちょっとだけ違う気もするんですけど。
新品のうちはかなり似ています。違いが出やすいのは、何年も着けて表面が薄くなってきた時なんですよ。
プラチナとホワイトゴールドの色の違いは、新品の時と、長く使った後とで見え方が変わります。
新品の時はほとんど同じ白銀色
ホワイトゴールドの多くは、仕上げに表面へロジウムめっきがかかっています。日本ジュエリー協会(JJA)の表示規定でも、WGの表面に地金に近い白色めっきをすることが認められていて、「ロジウムめっきが一般的」とされています。
コメ兵は、ロジウムを「非常に硬く美しい白色の輝きを持つ」金属と説明しています。だから新品のWGは、プラチナと並べても見分けにくいんです。
長く使うと差が出やすい
プラチナは、おたからやが「天然で白色を帯びた希少な貴金属」と書いているように、地金そのものが白い金属です。
ホワイトゴールドは、表面のめっきが少しずつ薄くなると、下の地金の色が見えてきます。コメ兵は「内側のわずかな黄色味が現れていても」WGであることは刻印や機材で証明できる、と説明しています。
- 地金そのものが白い
- めっきに頼らない色
- 表面の加工に頼らず白い
- 表面のロジウムめっきで白く見せている
- めっきが薄くなると地金の色が出てくる
- 少し黄みがかって見えることがある
プラチナとホワイトゴールドの輝きの違いは、表面のめっきの有無から来ていることが多いわけです。
ただ、売る時に大事なのは色ではありません。めっきが剥がれて少し黄色っぽくなっても、中の金の量は変わらないんです。
色の違いが分かりやすい場面
例えば、10年以上着けた指輪の内側や、よく当たる角の部分を見てみてください。WGなら、そこだけほんのり温かみのある色に見えることがあります。
プラチナは地金そのものが白い金属です。めっきが薄くなって下から別の色が出てくる、という変化はWGならではのものなんです。
黄色っぽく見えるWGをわざわざ再めっきしてから売る必要はありません。おたからやのコラムは、再めっきにかけた費用は査定額に反映されにくいと説明しています。
重さの違いは「同じ形なら」で比べる
同じ大きさ・同じデザインなら、プラチナの方が重く感じやすいです。ただ、重さだけで素材を決めることはできません。
田中貴金属工業が公表している元素の密度を見ると、白金(プラチナ)は21.45、金は19.32です。WGの割金に使われるパラジウムは12.02なので、金より軽い金属になります。
つまり、プラチナはもともと重い金属で、WGは金に軽めの金属を混ぜた合金です。同じ形なら、手に持った時にプラチナの方がずっしり感じやすいということですね。
『じゃあ、重い方がプラチナって決めていいの?』と思うかもしれません。
ただ、指輪の太さや厚み、石の有無で重さは大きく変わります。合金としての比重も配合で変わるので、手の感覚だけで判断するのは難しいんです。
素材を確かめたい時は、まず刻印を見てください。刻印が読めない時は、店の分析機(蛍光X線や比重計)で調べてもらうのが確実です。見分け方はプラチナとホワイトゴールドの見分け方で手順を紹介しています。
刻印でホワイトゴールドとプラチナを確かめる
刻印って、指輪の内側の小さな文字ですよね。どこを見ればいいですか?
内側をルーペで見ると、「K18WG」や「Pt900」のような文字が入っていることが多いです。KやAuなら金、Ptならプラチナと覚えておけば大丈夫ですよ。
刻印は、素材を知る一番の手がかりです。ホワイトゴールドとプラチナでは、使われる記号がはっきり違います。
| 刻印の例 | 素材 | 意味 |
|---|---|---|
| K18WG・Au750WG | ホワイトゴールド | 金75%の白い金合金 |
| 750(WGの文字なし) | 金750の合金 | 色は刻印から分からない |
| K14WG・585WG | ホワイトゴールド | 金58.5%の白い金合金 |
| Pt900 | プラチナ | プラチナ90% |
| Pt950・Pt850 | プラチナ | プラチナ95%・85% |
| K18 RHP | 金にロジウムめっき | WGではなく黄色い金 |
| WGP | ホワイトゴールドめっき | 金の地金ではない |
JJAの規定では、プラチナは850‰未満の純度だとプラチナ製品と表示できません。プラチナの刻印は、Pt850以上が基本だと考えてください。
もうひとつ気をつけたいのが「K18 RHP」です。これは黄色い18金にロジウムめっきをかけた物で、JJAは「K18WG」と表示するのは不可としています。
見た目は白くても、中身はイエローゴールドなんですね。とはいえ金750なので、中に入っている金の量はK18WGと同じです。

WGとプラチナを組み合わせた指輪もある
1本の指輪に、プラチナとゴールドを組み合わせたコンビの物もありますよね。田中貴金属のRE:TANAKAは、「Pt850/K18のリング」のようなコンビ製品も、パーツごとに品位を特定すると書いています。
こうした指輪は、PtとKの刻印が両方入っていることがあります。どちらか片方だけの単価で計算されるわけではないので、店では素材ごとの内訳を聞いてみてください。
刻印の詳しい読み方はホワイトゴールドの刻印の読み方をどうぞ。
プラチナとホワイトゴールドを比較|売る時の値段はどう違う?
2026年10月20日の公表価格では、1gあたりの値段は金の方がプラチナより高くなっていました。K18WGとPt900では、1gあたりで2倍ほどの差があります。
プラチナとホワイトゴールドを比較すると、売る時の値段の差がいちばん気になりますよね。
まずは地金の価格です。田中貴金属が2026年10月20日17時に公表した店頭買取価格(税込・1g)は、金22,773円、プラチナ8,935円でした。
これはインゴットの価格で、指輪やネックレスの買取価格ではありません。ジュエリーの場合は、純度と店の単価をかけて考えます。
同じ日の店の表示で比べる
同じ店・同じ日付の表示で比べると、差が分かりやすくなります。
| 単価の出所(2026年10月20日付) | K18WG(K18) | Pt900 |
|---|---|---|
| 買取大吉の参考価格 | 17,218円/g | 8,214円/g |
| 田中貴金属 RE:TANAKA(手数料込み) | 15,214円/g(K18) | 6,595円/g |
| 田中貴金属の公表価格から計算 | 17,080円/g(金×75%) | 8,042円/g(プラチナ×90%) |
RE:TANAKAの価格表は品位別で、WGやPGといった色の区分はありません。ここではK18の行を載せています。
3gの指輪なら、いくらくらいの差?
例えば3gの指輪で計算してみます。買取大吉の2026年10月20日付の参考価格を使うと、K18WGなら51,654円、Pt900なら24,642円です。
RE:TANAKAの単価なら、K18は45,642円、Pt900は19,785円になります。どちらの基準でも、1gあたりで見るとK18WGの方が高い計算です。
『でも、昔はプラチナの方が高かったはず』と覚えている方もいますよね。
金とプラチナの価格は、時期によって上下が入れ替わってきました。この先どうなるかを予想することはできないので、売る日の価格を田中貴金属の地金価格のページで確かめてみてください。
K14WGやK10WGとプラチナならどうなる?
金の割合が低いWGだと、差は小さくなります。同じ買取大吉の2026年10月20日付の参考価格では、K14WGが13,046円/g、K10が9,555円/g、Pt900が8,214円/gでした。
K10WGは専用の行が無いので、K10の表示で計算すると、3gで28,665円です。Pt900の3g(24,642円)と比べると、差はかなり近づきますね。
| 素材(3gで計算) | 買取大吉の参考価格(2026年10月20日付) | 3gの計算 |
|---|---|---|
| K18WG | 17,218円/g | 51,654円 |
| K14WG | 13,046円/g | 39,138円 |
| K10(K10WGの行なし) | 9,555円/g | 28,665円 |
| Pt900 | 8,214円/g | 24,642円 |
「プラチナの方が高いはず」と思い込んで、K18WGの指輪を安く手放してしまうこと。上の計算は記事執筆日時点の参考値です。実際の金額は、当日の単価や石の重さ、店の手数料で変わります。
価値の比べ方はプラチナとホワイトゴールドはどっちが価値がある?でも詳しく紹介しています。
ホワイトゴールド プラチナ シルバーの違いも整理
白いアクセサリーには、シルバー(銀)もあります。値段は金・プラチナ・銀の順に大きく差があるので、まず刻印で素材を分けましょう。
ホワイトゴールド、プラチナ、シルバーの違いもよく聞かれます。3つとも白っぽく見えますが、値段の基準はそれぞれ別の金属です。
| 素材 | 刻印の例 | 2026年10月20日付の単価の例(買取大吉) |
|---|---|---|
| ホワイトゴールド | K18WG・K14WG | K18WG 17,218円/g・K14WG 13,046円/g |
| プラチナ | Pt900・Pt850 | Pt900 8,214円/g |
| シルバー | SV925・925 | Sv925 286円/g |
シルバーは、1gあたりの単価が金やプラチナと比べて桁違いに低くなります。シルバーにホワイトゴールドめっき(WGP)をかけた物も、中身は銀として扱われます。
シルバーとの違いはシルバーとホワイトゴールドの違い、白金という呼び方の違いはホワイトゴールドと白金の違いで詳しく紹介しています。
結婚指輪をホワイトゴールドとプラチナで比較すると
実は結婚指輪がホワイトゴールドなんです。プラチナにしなかったから、売る時に損するのかなって。
損ということはありません。K18WGなら金を75%含んでいるので、金の価格で値段がつきます。今の相場なら、1gあたりではむしろプラチナより高い計算なんです。
結婚指輪をホワイトゴールドとプラチナで比較すると、買う時の話と売る時の話で、見るところが変わります。
売る視点で見ると、大事なのは次の3つだけです。
- 内側の刻印がK18WGかPt900かを確かめる
- 名入れや日付の刻印があっても売れるかを店に聞く
- ペアで売るなら、それぞれの素材を分けて確かめる
買取大吉は、名前と日付が入っている物でも買い取れると公式に答えています。指輪の内側の名入れは、売れない理由にはなりにくいんです。
ペアの指輪で、片方がWG、片方がプラチナということもありますよね。その場合は、素材ごとに単価が違うので、それぞれいくらになるかを分けて聞いてみてください。
例えば店では、こう聞いてみると分かりやすいです。
「こっちはK18WG、こっちはPt900と刻印があるので、1本ずつ金額を出してもらえますか」
結婚指輪を売る時の注意はホワイトゴールドの結婚指輪・婚約指輪を売るでまとめています。
プラチナとホワイトゴールドのよくある相談
ここでは、Yahoo!知恵袋に寄せられている相談の中から、プラチナとホワイトゴールドの違いに関するものを3つ取り上げます。
お店でホワイトゴールドよりプラチナの方が安かった
ネックレスを選んでいたら、ホワイトゴールドの方がプラチナより値段が高くて驚いた、という相談です。
お店の販売価格は、地金の重さやデザイン、加工の手間などで決まります。そのうえで、2026年10月20日の公表価格では、1gあたりは金の方がプラチナより高くなっていました。
金を75%含むK18WGが、同じくらいの重さのPt900より高くても、不思議ではない時期だということですね。
結婚指輪にホワイトゴールドは向かないのか
結婚指輪はプラチナのイメージがあるけれど、ホワイトゴールドでもいいのか、という相談です。
売る時の視点だけで言えば、K18WGは金750の合金で、金としての価値がしっかり残ります。めっきが薄くなっても、おたからやは「ロジウムコーティングが剥がれているホワイトゴールド製品でも問題なく買取できます」としています。
どちらの方が重くて価値があるのか
プラチナとホワイトゴールドでは、どちらが重くて、どちらが価値があるのか、という相談です。
同じ形ならプラチナの方が重く感じやすいですが、1gあたりの値段は2026年10月20日時点では金の方が高くなっていました。価値は「1gの単価×重さ」で決まるので、手元の品を量ってみるのが近道です。
- 販売価格と地金の価格は別物
- 2026年10月20日時点では1gあたり金の方が高い
- 重さと単価の両方で、1点あたりの値段が決まる
素材が分かったら、査定で金額を確かめる
- 内側の刻印を見て、WGかプラチナかを分ける
- キッチンスケールなどで重さを量っておく
- 当日の単価を公式サイトで確かめる
- 店頭か出張で査定してもらう
- 素材ごとの単価と重さの内訳を聞く
刻印が消えていて素材が分からない物もありますよね。おたからやは、蛍光X線分析装置で刻印のないジュエリーも純度を判定できると説明しています。
『分からないまま持ち込んでいいのかな』と迷う必要はありません。素材が分からない物こそ、分析できる店に見てもらうのが早いです。
PR|金・貴金属の買取
ホワイトゴールドの査定額を確かめる
K18WGやK14WG、ピンクゴールドの指輪・ネックレスは、めっきが剥がれていても金・貴金属として査定を受けられます。店頭のほか出張査定も選べるので、金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。
おたからやは、出張料・査定料・買取手数料が無料で、店舗数は2,080店舗以上(2026年10月時点)です。ホワイトゴールドを売る流れ全体はホワイトゴールドの買取ガイドにまとめています。

よくある質問
ホワイトゴールドとプラチナの一番の違いは何ですか?
中身の金属です。ホワイトゴールドは金を主体とした白い合金で、プラチナは金とは別の金属です。
K18WGとプラチナはどちらが高く売れますか?
2026年10月20日付の買取大吉の参考価格では、K18WGが17,218円/g、Pt900が8,214円/gでした。時期によって変わるので、売る日の単価を確かめてください。
色が少し黄色っぽくなったWGは安くなりますか?
表面のめっきが薄くなっただけなら、中の金の量は変わりません。おたからややコメ兵は、めっきの剥がれがあっても価値は損なわれないと説明しています。
プラチナとホワイトゴールドの結婚指輪をペアで売れますか?
売れます。素材ごとに単価が違うので、1本ずつ金額を出してもらうと内訳が分かりやすくなります。
まとめ
- ホワイトゴールドは金の合金、プラチナは別の金属
- 新品の色は似ているが、WGはめっきが薄くなると地金の色が出る
- 同じ形ならプラチナの方が重く感じやすい
- 刻印はK18WG・750なら金、Pt900ならプラチナ
- 2026年10月20日時点では1gあたり金の方が高い






